それからこの時期は、日中の寒暖差などの影響で自律神経が乱れやすいので、体調を崩さないように、規則正しい生活習慣を送るように意識したいものです。

さて、今日は、ハマム浴に使用するブレンドハーブをご紹介したいと思います。

３種類のブレンドハーブの中から、好きなものを選び、そのハーブの蒸気を浴びて身体を温め、代謝を促進するハマム浴。

それぞれのハーブには効果効能があります。今日はハーバルブレンド“バリのちから”を取り上げてみます。

10種類のインドネシア産のオーガニックハーブ。クセになりそうな薬草の香り。代謝促進、殺菌、解毒、脱臭、温熱などの効果が期待できます。

カルダモン、シリの葉、セチャンの木、ライム、レモングラス、ジンジャー、ベチパー、ナツメグ、シナモン、ラベンダーが入っています。それでは、それぞれの効果効能、主な作用を見ていきましょう。

1. カルダモン

　・効果効能: 消化促進、デトックス、抗酸化作用

　 • 主な作用: 呼吸器の浄化や消化機能の改善、血行促進。

2. シリ(キンマ)の葉

　 • 効果効能: 消炎、抗菌、鎮静効果

　 • 主な作用: 肌のトラブルを緩和し、心を落ち着ける効果があるとされます。

3. セチャン(蘇芳)の木

　 • 効果効能: 精神安定、抗酸化作用、鎮痛、抗炎症、月経障害の緩和、女性ホルモンの安定

　 • 主な作用: 心のリラクゼーションを促し、抗酸化効果で肌を保護します。

4. ライム

　 • 効果効能: 免疫力向上、抗菌作用

　 • 主な作用: 風邪の予防や疲労回復、肌の引き締め効果。

5. レモングラス

　 • 効果効能: 血行促進、鎮痛作用

　 • 主な作用: 筋肉の緊張を緩和し、血行を促進、リフレッシュ効果が高い。

6. ジンジャー（ショウガ）

　 • 効果効能: 体を温める、免疫力向上

　 • 主な作用: 血行を改善し、冷え性を改善、発汗を促進。

7. ベチパー（ベチベル）

　 • 効果効能: リラックス効果、グラウンディング（精神安定）

　 • 主な作用: 心身のバランスを整え、精神的な安定感を促進。

8. ナツメグ

　 • 効果効能: 抗炎症、鎮痛作用

　 • 主な作用: 関節痛や筋肉痛を和らげ、神経を落ち着かせる効果。

9. シナモン

　 • 効果効能: 血行促進、抗菌作用

　 • 主な作用: 体を温め、血流を改善し、風邪予防やリフレッシュ効果。

10. ラベンダー

　 • 効果効能: 鎮静、リラックス、安眠促進

　 • 主な作用: 精神的な緊張をほぐし、不安感やストレスを軽減。