雨、水毒
主観ですが、今年の春は特に雨が多いような気がします。
毎年桜の咲く時期になると、カメラを手に、桜を撮影するためにいそいそと近所に出かけるのですが、今年は曇りや雨の日が多く、撮った写真も例年よりもなんだかどんよりな感じです。
春の長雨、菜種梅雨とも呼ばれていますね。菜の花が咲く時期に、しとしと降る雨。冬の名残の北風と春の訪れの南風がぶつかり、本州の南海上に前線が停滞するために起こる気象現象です。
雨が降る日、だるさやむくみ、冷えなど、なんとなく不調を感じることはありませんか?
長く降り続く雨で、身体が湿邪に冒され、体内の水分のバランスが乱れてしまっているのかもしれません。
東洋医学で言うところの「水毒」というものですね。「水滞」ともいいます。
漢字でもイメージ出来るように、体内の水分の排出が上手くいかずに滞っている状態です。水毒になってしまうと、代謝機能の弱まり、血行不良、体温低下、免疫力の低下を引き起こす可能性もありますのでご注意を!
水毒の原因のひとつに、水分の摂り過ぎがあります。
私もそうだったのですが、健康や美容のために、1日2リットル以上の水を飲むのが良いことだ!と思い込んでいて、喉が渇いていなくてもガブガブと水分を摂取していました。
振り返るとあの頃は、だるさやむくみ、吹き出物、汗のかき過ぎ、めまい、冷えなど、様々な症状を抱えていましたね。特に雨の日はメンタル的にも調子が良くなかったです。
水毒の状態でいると、雨の日なんて、身体の内外から冷えてしまい、体調を崩してしまうのも無理ありませんね。
自分の体調や体質、その日の気候などを考慮して体調管理をすることを心がけるようになって、次第に不快な症状から解放されました。ゆるーく生活習慣、食習慣を改めた結果、少しずつ体調が整ってきたようです。
そろそろ暑い日がやってきます。冷たい飲料水や冷たい食べ物の取り過ぎには注意しましょうね!
ほどほどが一番!
0コメント