冷え改善はバランスの良い食事から
体質的に冷えが起こりやすい女性の身体。最近は男性でも冷えを自覚している方も多いようです。
冷えにつながる原因には、様々のものがありますが、今日は毎日美味しく食べている食べ物について考えてみたいと思います。
温活しているのに全く冷え性が解消されない!という方、いませんか?
もしかすると体を冷やす食べ物を多く摂っているのかもしれません。
でも、体を冷やす食べ物ってどんなものなのでしょうか?どんなものを思いつきますか? キンキンに冷えたドリンクやアイスクリームなどでしょうか?
冷え性を自覚している人は、そのような物は避けてなるべく温かいものを摂ろうと努力していると思います。でも冷えの改善に繋がらない。何故なんでしょう?
実は、冷たいものだけじゃなく、体を冷やす食材というものがあるようです。
マクロビオティックや東洋医学の観点ですと、食材には「陰性・陽性・中庸」というものがあります。 陰性は冷やす食材、陽性は温める食材、中庸は陰陽のバランスが取れた食材という見方をします。 そしてなるべく、中庸の食材を摂るといいとされています。 でも、温めようとして陽性食材ばかり摂ると、身体が陽性に傾いてしまい、不調を招く恐れがあるので注意が必要です。
どんなことでもバランスって大切だな、とつくづく思います。
本題、身体を冷やす陰性食品の一部を簡単に見ていきましょう。
1.白砂糖
精製された白砂糖は、ミネラルや栄養素が失われて極陰性に分類されます。摂り過ぎると身体が陰性に傾き冷えてしまいますので、スイーツ好きな方は要注意です。
2.季節外れの野菜
現代では、季節問わず、どんな野菜でも手に入れることができます。しかし、旬のものにはその季節に育つ理由があります。実際、夏野菜であるトマト、きゅうり、茄子、スイカなどは身体を冷やす作用があります。
3.果物
特に南国で育つ果物、バナナやパイナップルなどは身体を冷やす作用があります。美容や健康のためにスムージーなどを摂る場合も注意が必要です。
4.大豆
大豆製品は体を冷やす作用があります。外用ですが、昔ながらの民間療法で、熱冷ましに「豆腐湿布」を用いるものがあります。冷奴や納豆などを食べる時には、ぜひ薬味や天然醸造のお醤油をかけて召し上がってください。
5. 乳製品
牛乳、ヨーグルトなどを毎日摂取している方も多いと思います。私は以前、バナナとヨーグルトを毎晩食べていました。乳製品も陰性の食材なので冷えを改善したいなら、ほどほどにした方が無難かもしれません。
私は以前、腸内環境が良くなると信じて、毎晩バナナヨーグルトを食べていましたが、玄米中心の食事に変えてからは止めました。腸内環境は以前より良い気がします。(あくまでも主観です)
6.コーヒー、緑茶
コーヒーや緑茶も陰性食材です。お砂糖やミルクをたっぷり加えたカフェラテやカフェオレなどは身体を冷やすので飲みすぎないように気をつけましょう。
緑茶は陰性ですが、焙煎して出来るほうじ茶は陽性です。元は同じでも、過程で陰陽の変化が生じるんですね。
さて、簡単に一部を見てきましたが、いかがでしたか?
知らず知らずのうちに、身体を冷やすものを摂っていたのではないでしょうか?
でも、陰性の食材でも、調理法や食べ合わせで陰陽のバランスを整えることは出来ますので、ストイックになり過ぎず、偏食、過食は避け、よく噛んで味わって食べてくださいね♪
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